居合道とは?
清心館道場は、大阪府明心館道場の故・木村泰嘉(きむら やすよし)先生(範士十段)の無双直伝英信流(むそうじきでんえいしんりゅう)居合道を継承する正統派であります。木村先生の居合道は、本来の技に基づく、とても力強い居合道です。当道場は、1993年1月に明心館の支部道場として創立されました。その後1999年1月、木村先生の死去に伴い、「木村居合道の心を清く継承する」という決意を込めて、「清心館」と名づけられました。清心館では、木村先生の技を忠実に継承することを前提として、木村先生がなされた当時と同じように稽古を行っています。清心館は、大日本居合道連盟に所属しています。
「居合」とは、刀を鞘に納めた状態で敵と対峙し、刀を鞘から抜くと同時に敵を斬る剣術の総称です。「抜刀術(ばっとうじゅつ)」とも言われます。「抜付」で刀を鞘から抜いて、「切り付け」で相手を斬ったのち、「血振るい」で刀に付いている血を落としてから、刀を鞘に戻す「納刀」動作は、一つの「業」となります。
今では居合は単なる「術」ではなく、心身の鍛錬を目的とした「道」となり、現代へ受け継がれています。居合道は現在では抜刀、斬り下ろし、血振り、納刀を一連の所作で行う「業(わざ)」として稽古します。それぞれの業は体のさばき方、刀の抜き方、切り方、納め方などを体系的に教え、稽古者の修練度によってより高度な業の習得へとつながります。
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